賞状の部分筆耕のやり方を公開します!
全文筆耕でなく、記名、生年月日、番号の部分筆耕です。
卒園証書の場合をお見せします。
いろいろなやり方があると思います。
工夫してうまく仕上げればそれが本人の正解です。
私のやっている方法、道具の公開です。
参考にしてくださいね。
ちなみに、学んだ方法は、
所属する書道協会と
ユーキャンの賞状書法講座 です。
筆耕の方法
トレース台が便利
トレース台を使用します。
A3サイズです。
数年前アマゾンで購入しました。
約4000円~。
下敷きを作成する
きっちり割付をして下敷きを作成します。
しっかり図ります。中心線も入れます。
下は名前4文字パターン。
3文字、5文字パターンも作ります。
トレース台に原紙を置いて、コピー用紙に割付線をいれます。
大きな参画定規を2本使います。
筆を入れる
トレース台の上に、下敷きを置いて、その上に証書を置き、直接筆で書いていきます。
証書に鉛筆で軽く下書きしてから、筆を入れることが多いようです。
その場合は乾いてから消しゴムで下書きを消します。
鉛筆の線が残らないようによくチェックします。
完全に乾いてから、消しゴムで軽くたたくように消すと汚れません。
筆は100枚~150枚くらいで先のまとまりが悪くなったら変えます。
左から、
番号、生年月日、名前の順に書くと紙を墨で汚しにくいです。
乾かす
墨がつかないように、しっかり乾かします。
手が汚れていないか、紙の裏にも汚れが付かないように気を付けます。
広い部屋で端から順において乾かしています。
用具
墨汁は 墨運堂の「三歌仙」賞状、目録用を使用しています。
濃くて乾きもいいです。
ネットで50ml約1000円で買えます。
筆は、「選毫園健」を使用しています。
ネットで800円~1000円ほど。
書遊さんがおすすめです。
書遊
書き方
メリハリをつけて書きます。
縦画を太く、横画を細く。
何度も墨を付けなおして、かすれないように書きます。
筆は三分の一から半分くらい下ろします。
受ける方の名前(卒園証書では卒園生)は、送る方(卒園証書では園長先生)より大きく書きます。
まとめ
・トレース台が便利。
・墨は専用のものがよい。
・何度もつけてかすれないようにする。
・太細でメリハリをつけて書く。
・鉛筆で下書きをしてもよい。(後で消すので軽く書くこと!)
・汚れないように細心の注意を!
単調なリズムで書くので、体が整うというか・・・すっきりします♪
書きすぎるともちろん疲れますが(;^_^A
一日50枚までにしています。
初めに書いていますが、自分のやりやすい方法ができればそれが正解です。
この通りが絶対ただしい!ということはありません!
参考になればうれしいです・・・(#^^#)
最後までお読みいただきありがとうございます!