かわいいい筆文字を書くコツをお教えします! 管理人は書道師範であり、名前入りTシャツを販売しています。
プロの直伝です( ´艸`)
世間では遊書、遊び文字、ゆる文字、居酒屋文字など色んな呼び方がされています。
ここでは「ゆる筆文字」と呼ぶことにします( ´艸`)
うまい!わけではなく、かわいい、味のある、筆で書かれた文字です。
絵を取り入れて、筆文字アートとも呼ばれます。
美しい行書や楷書の技術は簡単に習得できませんが・・・ 「ゆる筆文字」ならコツを知ればすぐに味のあるものが書けるのではと思います♪
筆ペンとコピー用紙で描きますので是非試してみてくださいね!
書道で学んだ技術に加え、私独自の作風になっています。
他にも色々な書き方がありますが、この書き方が一番よく使いますし汎用性が高いと思います。
参考にして、自分の作風を作っていかれたら楽しいと思います♪
ここでは、ひらがなで「おめでとう」の書き方をお教えします。
読みながら書いてみてください。 熨斗の『御祝』の代わりに使えますよ!
「ゆる筆文字」と 「通常の筆文字」 の違い
まず、比較してみてみましょう。
どちらも私が書いています!
「おめでとう」の印象、全然違いますよね。
「ゆる筆文字」にはとっても温かみがあります。
雰囲気だけでなく、具体的には 文字に大小、太細、様々な傾きがあります。
これを大いに出すと雰囲気がでるのです。
筆ペンは絶対これ!!
(画像引用:http://pentel.blog.jp/archives/17030200.html)
「ぺんてる中字」を使用します。
よく似た他社製もありますが、これがすばらしくコシがあって書きやすいです。
詰め替え(付け替え?)カートリッジも売っています。
練習はコピー用紙なども染みない紙でしてください。
和紙は墨を吸いやすくて書きにくいです。和紙は慣れてから使用してみてください。
字がかすれてきたら軸を指でつまんで墨が筆先にいきわたるようにして書きます。
普通の筆と墨汁を使ってももちろん書けますが、この筆ペンは初心者でも書きやすいです!
線の書き方
まず線の練習をしていきます。
細い線の書き方は、筆をほぼ直角にして、書き始めは「ツンっ」っと紙に突き刺すようにします。
そのまま同じ太さで書きます。
背景に生活感が出ています( ´艸`) 太い線は、筆を45度~60度くらいに倒し(鉛筆と同じくらい)、書き始めはそっと先で入り、途中で圧力をかけて、書き終わりは軽くします。
まっすぐと、上が膨らんだり、下が膨らんだり、3つのパターンの練習をします。
どちらも、筆の軸をあまり動かさないで、角度を保って腕ごと滑らせて書きます。
一文字に一画太い線を入れる
ひらがなは一文字に一画太い線を入れます。
(漢字では2~3画入れることもあります)
カーブのある画は細い線の方が書きやすいと思います。
「お」と「で」を書いてみましょう。 いずれも横線を太くしました。 「お」の下は二画目をとがらせずに書きました。
どちらでもいいと思います。
「て」や「そ」などは、途中で切ると線の太細を出しやすいです。
太い線と細い線を交互にする
だいたいですが、一文字目が横画を太くしたら、二文字目は縦画、三文字目は横画と 交互に入れた方が面白くなります。
「おめでとう」を書いてみましょう! 「と」と「う」はカーブしてますので、「やや」を付けました。 これでも十分に、ゆる筆ですが、もうひと技あるとぐっと面白くなります。
大小をつけて、パズルのようにはめ込む
パズルのように文字をはめこみます。
隙間を埋める感じで大小と傾きをつけてかきます。
右、左と交互に埋めると面白いです。
一文字書いてから、空いている場所にはめ込むように次の文字を書いていきます。
太くする画を交互にするのを忘れずに。 傾きも右上がり、右下がりなどだいたい交互にするといいです。
はじめの文字と最後の文字は中心を揃える
はじめの文字と最後の文字は、中心を通るようにし、傾きもあまり付けない方がいいです。 思ったようにできましたか??
ちょっとしたギフトに、こんな風に書くとカジュアルな感じでいいですよ!!
メッセージカードに書いても素敵です♪
まとめ
「ゆる筆文字」を書くには・・・
- ぺんてる筆ペンを使う
- 細い線は直角に、太い線は鉛筆程度に筆を寝かせて書く
- 太い線は一文字に一画、だいたい交互につける
- 大小、傾きをつけてパズルのようにはめ込んで書く(前の文字を見て隙間に次の文字をはめていく)
- 初めの文字と終わりの文字は中心を通るようにする
では次は「ありがとう」を書いてみてください!
次の記事に私の書いた「ありがとう」を載せます!
他の文字や、丸の中に書いた場合などの応用編も掲載します。
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最後まで読んでくださりありがとうございます!