佛教大学通信教育課程 課程本科に入学する前に

  • URLをコピーしました!

2017年4月、佛教大学通信教育課程 課程本科に3年次入学しました。

2019年3月に無事修了、「高校一種免許 書道」を取得できる予定です。

最短年次(2年)での修了です。 40代での挑戦でした。自分に勝ちました(笑)
自分でもよくやったなあ・・・と思います。

通信教育は自分との戦いです。そして情報を把握しないと履修期間が延長になったり 無駄な時間、お金を費やしてしまうことになります。

これから学びたい皆さんの助けになればと、自分の体験を忘れないうちに記事にしていきます。

資料請求は佛教大学通信教育課程ホームページから行えます。

ホームページのヘッダに資料請求のボタンがあります。
http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/

私が知っておきたかったこと、注意点を公開しますが、
基本的に自分が入学した2017年入学の体験を元に書いています。 2017年に入学時からも、システムはどんどん変わっています。 必ず佛教大学の最新の案内を確認してくださいね。

課程本科、教員免許取得課程、4月入学、最短期間の2年で修了する場合を主に記述しています。



目次

課程本科とは

佛教大学通信 佛教大学通信教育課程には 「本科」「課程本科」「科目履修コース」「本科資格コース」「教養講座」「大学院」 があります。 簡単に説明すると

本科 大学卒業資格(学位)を得る。教員免許などの資格も同時に得ることができる。
課程本科 大学・短期大学卒業者対象。教員免許や資格を得ることができる。3年次に入学となる。
科目履修コース 教員免許や資格に足りない単位のみを取得するコース。 既に教員免許を保持している人が、科目を追加取得する場合が多い。
本科資格コース 本科に入る資格を有していない人(高校を中退など)が本科入学資格を得るコース。
教養講座 書道や佛教など教養を深めることを目的とするコース。
大学院 大学卒業者対象。修士、博士の課程。

 

課程本科とは、大学、短大を卒業している人が、教員免許や資格(学芸員など)を得るためのコースです。

複数の課程を同時にとることはできません。

私は大学を卒業していますが、全く教職課程をとっていなかったのでこちらになりました。

すでに取得希望科目以外の教員免許を持っている人は、課程本科になる場合と科目履修になる場合があります。

最短2年、最長6年間の在籍できます。

卒業ではなく、修了となります。卒論はありません。 
特別支援、資格取得課程(学芸員など)は最短1年です。

試験はありません。書類を整えて提出すれば入学できます。

確実な判断は必ず佛教大学通信教育課程ホームページの簡単入学診断(http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/shindan/2019/) で行ってくださいね。

入学を決めるまでの注意点

教育実習、介護体験が必要

課程本科で教員免許を取るには

高校免許で 10日間(2週間)
中学・高校免許で 15日間(3週間)
小学校・幼稚園免許で 20日間(4週間)

の教育実習があります。

春期は5月~6月ごろ、秋期は9月~10月ごろ。2年目以降です。

自分で実習校の確保をする必要があります。

普通は母校ですが、特殊な科目の場合は母校に ないことがあります。

なんとか探して必ず行かなければなりません。

私は「書道」ですが、母校で実習できました。

特殊な科目は母校になかったり、非常勤講師が担当されており受け入れてもらえないなど、実習校探しが難しいようです。

『所轄の教育委員会によって実習校の受け入れ条件が多少異なります。

教員採用試験の年齢を超えている方は前もって実習可能か個々に確認の上実習校を確保をしてください』 と2017年の入学時の案内にありました。

学んでも実習ができないと免許が取れないので注意が必要です。

実習校から指示された時期、期間に行かなければなりません。

当然、正社員の場合であれば会社を休めなければなりません。

小学校・中学校の免許取得課程では 2年目以降に、1週間(5日間社会福祉施設、2日間特別支援学校)の介護体験もあります。
こちらは体験先は佛教大学から指示があります。

指定された体験先、期間を変更することはできません。
2年目に教育実習、介護体験ができなければなりません。

2年目は最短です。必要単位が取れていなければ3年目以降になります。 ※教員免許を既に持っている人や、教員として勤務経験のある人は免除や実務振替となる場合があります。

学習方法

返却テキスト

学習方法は2019年春期から変更になります。

単位取得には主に「テキスト履修」と「スクーリング履修」です。

他、メディアを使った履修などもありますが、主には上の2つです。

テキスト履修が一番多い履修方法です。

テキストを読み、足りなければ参考文献を読み、リポートを仕上げます。

1科目2単位なら3200文字 4単位なら3200文字を2本です。

これを指定フォーマットに打ち込んで作成し、7日までにオンラインで提出します。

10日まででしたが、2019年度より7日までに変わりました。
最大4科目まで提出できます。

私は「書道」なので書道のリポートはもちろんのこと、2科目手書きで郵送提出がありました。

提出翌月以降に試験を受けることができます。

2018年度までは会場でのペーパー試験でしたが、2019年度よりオンライン試験に変わります。

インターネット接続環境にあるパソコンが必要です。
指定の日(2日間)の間に受験しなければなりません。 リポート、テストとも合格で当該科目の合格となります。

リポートは約1か月から2か月後に返送され、ABCDで判定が付きます。
A~Cは合格、Dは不合格で再提出となります。

テストは約1か月後に合否が通知されます。
2018年度まではオンラインと郵送で確認できました。不合格の場合は2か月以降に再受験になります。

最短年次で取得しようとすると、1年半、月2科目提出&試験をしていくことになります。

科目によりますが、だいたいこのくらいです。 ひと月に4科目受験する人もいますが、普通はしんどいかなと思います。

毎月6400~9600のリポートはとてもきつかったです。
私はリポート1本に、 平均して、テキストの読み込み2~4日、簡単にまとめる2日、打ち込み1日 と1週間くらいかかりました。

個人差がありますが、1日2~3時間と考えて、14時間~21時間くらい。 試験は資料一切持ち込みなしだったので、模範解答を作って覚えていくことが大変でした。

今年からはオンラインでの在宅受験なので覚える時間が必要なく、少し学習が楽かもしれません。

コピーペーストなどの不正リポートは不合格、学校に呼び出されることがあるようです。 ご注意ください!

オンラインのため、試験もこれからはコピーペーストのチェックが厳しく入ると思われます。

スクーリングは、土日祝日に開催されます。

夏休み・冬休み期間は平日もあります。

申し込んだ日に必ず行かなければなりません。

通常スクーリングの最終時間、最終日にテストがあります。 出席しており、普通に書けば通ります。

例えば私はテキスト履修 23科目 リポートは 3200文字を1本として 31本書きました! 99200文字です!! 「書道」は少ないほうだと思います。

学習期間

佛教大学通信教育課程のホームページに先輩の学び方例があります。
http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/learn/schedule/

その中の課程本科を見ると2年間で修了しているけど、2年目の後半は予定が少ないですよね。

2年で卒業しようと思うと2年目の12月に試験までに全て合格する必要があります。 ※一部スクーリングを除く。

再提出リポートは1月末まで。
単位はすぐに認定されるのではなく、年4回認定されます。
12月試験までが3月25日に認定されます。

実質1年半~1年9か月ほどの学習期間です。
秋入学の場合は、初めの試験は11月か12月。
2年で卒業するには、2年目の6月試験までで単位を取得となります。
期日までに4科目以内の不合格があれば、1月(秋期は7月)に特別試験を受けることができます。
修了への温情措置です( ´艸`)

教育実習判定

これは入学して一番の衝撃でした!

入学後の記事にも書く予定ですが。

4月入学・春実習の場合 教育実習に行くには、教育実習判定があります! 2年目に教育実習に行くには、10科目の判定科目を1年目の1月試験までに合格していなければなりません。

12月試験まででしたが、2019年度より1月試験までに変わったようです。
佛教大学通信教育課程ホームページより
http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/news/2019/2745

6月から受験とすると試験は7回です。

2月に教育実習資格判定があり、合格しなければ翌年度実習することはできません。

判定には実習判定科目の合格以外に、事前スクーリングやポートフォリオ書き込みなどもあります。
それは入学後の記事に記述します。

判定合格で翌年度実習に行けるので、1年目にゆっくり単位を取っていては2年目に実習に行けません。

教育実習の内諾(学校に電話で申し込み)は1年目の4月~5月に行います。
つまり、一つも単位を取っていない時に行います。

佛教大学に教育実習判定に対して温情措置はありません。

実習判定に不合格になったら、実習ができないことを実習校に連絡しなければなりません。

秋実習に変更してもらえた方もあるようですが、確実ではありません。

せっかく実習受け入れをしてもらったのに辞退の電話をする・・・のは絶対に避けたい!!! ために、入学後半年は必死でした。

1年目の教育実習判定までに10科目合格するのが不安であれば、 単位をある程度とって2年目春に実習内諾をとり、3年目に行くこともできます。

そうすると単位を順調にとれて教育実習しか残っていなくても1年延長することになります。

半年の延長で修了することはできますが。学費は1年分かかります。(15万円ほど(;’∀’)

秋入学は6月試験までの単位で、7月に教育実習資格判定がでます。
こちらは前年と変わっていません。 秋入学、秋実習の場合は10月ごろ内諾をとるようです。

自治体によっては秋実習でも前年の春に内諾をとることもあるようです。

追記 2017年度の「学習のしおり」には、「前年度の1学期中の内諾が望ましい」と記載がありました。地域によって内諾時期は異なることがあるので、教育委員会などに確認が必要です。
秋入学で、内諾が翌年になる場合は最短でも修了に3年かかることになります。

入学時期

以上を読んで、佛教大学への入学意思を固めたら早めに入学手続きをしましょう。

2019年度入学

4月入学でしたら遅くとも3月10日くらいには手続きをした方がいいと思います。

なぜなら手続きしてから入学セットが届くまで3週間~4週間かかるからです。

早ければ、5月、ゆっくり学習を始めても6月には試験を受けられます。

私は私は4月入学のぎりぎりに手続きをしました。

遅かったので、入学セットが届いたのはGWでした。 試験は7月からになってしまいました。

実習判定科目を取るために焦りました。

手続きにはインターネットで行うだけでなく、期日までに必要書類を簡易書留で送付しなければなりません。

大学の卒業証明書・成績証明書、大学卒業時から姓が変わっている場合は 戸籍抄本など・・・ 書類を整えるのに1~2週間ほどかかります。

間に合わなくて、ひと月試験がずれたり、入学が半年ずれてしまうことのないように、 早めに行動を起こしてくださいね!

まずは佛教大学通信教育課程ホームページで資料請求です。

まとめ

課程本科入学の注意点は

・教育実習、介護体験(小・中免)が必要。期間変更は不可。

・教育実習校は自分で探して内諾を取る。

リポート、試験ともにオンラインで行う。インターネット接続環境のパソコンが必要。

2年の最短卒業をするには学習期間1年半~1年9か月ほど。

平均して毎月3200字のリポートを2、3本提出して試験を受ける。※

教育実習は2年目。1年目の1月(秋期は6月)試験までに教育実習判定科目10科目に合格していないと実習に行けない。※

・入学手続きの書類を整えるのに2週間、手続きから入学セット到着に3週間ほどかかる。  3月半ば(秋入学は9月半ば)には手続きをした方がよい。 ※最短卒業の場合

ピンクの文字は案内を熟読しているようでも見逃してしまう内容だと思います。

私は入学してから知りました(;’∀’)

最短で修了したいと考えている方は認識必須です! 覚悟を決めたら頑張るのみです!

卒業率、修了率が悪いと言われていますが、大丈夫です!

40代の私ができたのですから・・・

しかも調べてみると、2019年から実習判定の時期が1か月遅くなり、試験がオンラインになり、ずいぶん楽になっていると思いました。

入学後の注意や、リポートの書き方なども記事にしていきます!

初めての記事で、あれもこれもと長々書いてしまいました(;’∀’)

読了ありがとうございます!



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次