佛教大学通信教育課程 リポートの書き方

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佛教大学通信教育課程課程本科を2019年3月に終了しました。

何が一番しんどかったって・・・・リポートでした。

試験は持ち込み不可で会場受験でした。覚えるのが大変で試験もしんどいですが
私はリポートの方が辛かったです。

一応大学を出ているので、なんとか書けると思いましたが・・・甘かったです。
始めに出した2科目、リポートで不可をくらいました(;’∀’)

とりあえず出せば通る!ということはないです・・・残念ながら。

その後はなんとか一度も落とさずに済みました。
ちなみに7割がAで、2.5割がB、2科目Cでした。
私にとっては満足な評価です( ´艸`)

佛教大学はリポート講習会が開催されていますが、日が合わず、行けずじまいで。

私の合格した体験をもとにリポートのコツを披露したいと思います。

是非参考にして、どんどん進めてくださいね。

目次

リポートを書くポイント

リポートに挑む

Pexels / Pixabay

リポートとは

そもそもリポートはどういうもの?というところから間違える人もいるようです。

リポートは感想文ではありません。

リポートとは問いに対する主張(考え)を、客観的根拠に基づいて論じていくものです。

引用:佛大通信2019年1月号 P10「リポート書き方学習会4」より


テキストや、参考文献を適切に引用、提示し、「このため、こう考えられる」と言ったように論じていきます。

文章は引用なのか、引用ならばどこから引用しているのか、主張は自分と他者のどちらものなのか明確にする必要があります。

引用を多くしたら手抜きな気がしますが、余程多くなければ大丈夫です。
むしろ引用や、参考文献は大いに必要です。

題意を読み取る

題意をしっかりと把握し、すべてに答えるようにします。
例えば・・・

教育原論1
設題「ソクラテスの教育観に注意して彼の教育学的意義について述べよ」

引用:佛教大学通信教育課程2018年度シラバスより

私はだらだらとソクラテスについてやソクラテスの産婆術のことを記述していて、教育学的意義を書いていませんでした(ありえない(;’∀’)

なんとなくまとまっていても、題意を把握できていないといけません。
3200文字を超えてしまい、ついうっかり大事なことを書き忘れて提出してしまうことがあるかもしれません。気を付けてくださいね。

科目の概要・学習の要点に沿うようにする

シラバスを熟読します。

「科目の概要」「学習の要点」「リポート学習の注意点」「リポート添削・評価の基準及び留意点」をしっかり読んでください。

「科目の概要」「学習の要点」では、担当の先生が学んで欲しいと考えていることが書いています。
持論を展開するにも、あまりかけ離れない方がいいと思います。

「リポート学習の注意点」「添削・評価の基準及び留意点」には、リポートの体裁が具体的に書かれていることがあります。

例えば・・・

生徒指導・進路指導の研究(中高)

「リポート作成に当たって、テキストのどの部分を用いて学習を進めたかを簡単に記入してください。また、文末に参考とした文献を必ず明記すること。」

「400字詰めリポート用紙では最低8ページ目に入ること。入らない場合は不合格とする。」

引用:佛教大学通信教育課程2018年度シラバスより

とありました。

しっかり読んでいないと、素晴らしい論理が展開されていても不合格や低い評価になってしまいます。

序論・本論・結論?

シラバスを熟読し、題意を把握して、教科書の必要部分を読み込む。
ポイントに付箋を貼り、メモしながら読んでいきます。
でもなかなか書き出せないと思います。

書き方をネットで色々読んだのですが、
序論・本論・結論が必要とのこと。序論。書き出すのが難しかったです。
どう初めていいのか・・・( ノД`)

私は、序論でどうリポートが展開するかを説明することにしました。
それで通ったので、ほぼすべてこのスタイルにしました。
序論はいつも短く簡潔にしていました。

例えば・・・

教育方法学1(中・高)
設題
「従来の知識伝達を重視した授業の設計と評価に対して主体的な学習を基本とする授業について設計と評価の特徴を比較し、その比較の毎にまとめて授業設計ならびに評価についての留意点を述べよ。」

引用:佛教大学通信教育課程2018年度シラバスより

のリポートでは

 本リポートでは、まず現在に求められている学力について述べる。次にそれを獲得するための授業設計・評価について述べる。従来の知識伝達を重視した授業、主体的な学習を基本とした授業の双方の視点から比較していく。最後に私見を交えてまとめる。

このように書き出しました!

だいたい同じ体裁です( ´艸`)
序論では、リポートはこういう流れで書きますよ、という説明になっています。

本論で、テキストの引用や、内容提示をして理解したことを述べていきます。
そこを多くとって、結論では、まとめとそれに対して考えた意見を述べました。

自分の意見は少しで大丈夫でした。

まとめ

リポートを書くポイントをまとめます。

シラバスを熟読し、学習の要点、リポートの形式を確認する。
題意を正確に読み取る。
教科の先生が学んで欲しいと考えていることと主張がかけ離れないようにする。
序論は、リポートの展開の簡潔な説明でよい。
自分の意見は少なくても大丈夫。
引用、参考を明確に表す。自分の言葉と他者の言葉とをはっきりさせる。

 

簡潔にいうと通信教育のリポートは

題意に沿い、学習内容を理解していることが伝わるようにテキストをまとめ、少し意見を述べる。

こんな感じです!


卒論ではありませんし、画期的な主張をする必要はないと思います。
内容を理解していることを示して、リポートの体裁を守っていれば大丈夫です。

 

書けそうな気がしてきましたか?

とにかく書き出しましょう。絶望のスタートでしたが、
3本ほど提出したら、リズムが出てきます!

 

最後まで読了ありがとうございました!

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